クールビズとマナーその3
Tシャツやポロシャツでお仕事をしていることも快適でしょうが、大事なお客さんが急に来るようなこともないとは言えません。内勤に徹している方は、ずっとポロシャツでも構わないでしょうが、商談などに参加する予定のある方は、いつでも、ネクタイを締められる格好をしていたり、上着を着られるような服装をしていたりすると、とても便利だと思います。
クールビズでありながら、いざと言うときは、「きちんとしたビジネスマンのスタイル」になれるように、軽装であっても応用が効くことも大切なポイントです。
ビジネススタイルは、特に決まりがなく、必ずこういうものを着ていなければならないというルールはありませんが、クールビズであっても、マナーというものはやはり存在していると思ってよいでしょう。
例えば、アメリカの場合、ブッシュ前大統領の執務室においては、全員、上着着用が義務付けられていたそうです。ですが、オバマ大統領になってから、少しカジュアルになり、スタッフは上着を脱いでも良いことになったそうです。
このように、ビジネスファッションには特にこうしなければならないという厳格な決まりはありません。職場によって、決められているルールに従うことも大切でしょうし、お客さんやビジネスの取引先が来るようなとき、TPOによって服装を変えることも大切だと思います。
さて、クールビズがオッケーな職場であっても、どこまでラフな服装が許されるのか、それは誰でも戸惑うことだと思います。